【腰痛・坐骨神経痛でお悩みの方へ】中殿筋・小殿筋のリリースが有効な理由と神経の関係とは?

    こんにちは。神奈川県横須賀市根岸町の一会整骨院です。

    腰痛や坐骨神経痛でお悩みの患者様の中には、「いろいろ試したけどなかなか改善しない…」という方も多いのではないでしょうか?

    実は、中殿筋・小殿筋の深部にある“上殿皮神経”の圧迫が、腰痛の原因になっていることがあるのです。今回は、その仕組みと改善のためのアプローチについて解説します。

    中殿筋・小殿筋とは?

    中殿筋・小殿筋は、お尻の奥にある筋肉です。

    • 中殿筋(Gluteus Medius):骨盤の外側から大腿骨に付着しており、歩行や片足立ちの安定に関与します。
    • 小殿筋(Gluteus Minimus):中殿筋のさらに深部に位置し、股関節の安定に関わるインナーマッスルです。

    これらの筋肉が緊張・硬縮すると、柔軟性が失われ、周囲の神経や筋膜にも悪影響を及ぼします。

    ■上殿皮神経とは?どこから出てくる?

    上殿皮神経(Superior Cluneal Nerve)は、腰椎~仙骨付近の神経から分岐し、中殿筋と小殿筋の間を通って皮膚へ向かいます。

    特に重要なのは、「腸骨稜(骨盤の縁)付近で、筋膜や筋肉の間を通りながら皮下へ出ていく構造」にある点です。


    ■神経が圧迫されるとどうなる?

    中殿筋・小殿筋の緊張により、上殿皮神経が筋膜や筋間で締め付けられると、以下のような症状が現れます:

    • 腰の外側~お尻の上あたりにかけてのチクチク・ズキズキした痛み
    • 前かがみや長時間の座位で悪化
    • 押すとピンポイントで痛みが出る
    • 一般的なマッサージでは改善しにくい

    これらは「上殿皮神経障害(superior cluneal nerve entrapment)」と呼ばれる状態で、**腰痛や坐骨神経痛の“隠れた原因”**となっていることが多くあります。

    中殿筋・小殿筋リリースの効果とは?

    中殿筋・小殿筋のリリース(筋膜リリースや指圧)は、以下のような効果が期待できます:

    • 上殿皮神経への圧迫を緩和
    • 腰・お尻の筋緊張の軽減
    • 体幹の安定性の向上による再発予防

    この施術は、腰痛や坐骨神経痛がなかなか治らない方MRIやレントゲンで原因がわからなかった方にも有効です。

    ■腰痛の根本改善には“深層筋と神経”へのアプローチが重要

    表面的なアプローチでは改善しない腰痛には、筋肉の奥深くにある神経との関係に注目する必要があります。

    特に「原因が分からない腰の痛み」や「慢性的な坐骨神経痛」でお困りの方は、ぜひ一度、当院の施術をお試しください。

    ■まとめ(要約:240文字)

    中殿筋・小殿筋の間から出る上殿皮神経が、筋膜の緊張で圧迫されると、腰部外側~殿部上部にかけて痛みが出ることがあります。一会整骨院では、筋膜・神経へのリリースにより症状改善を図ります。原因不明の腰痛に有効です。

    参考書籍

    プロメテウス解剖学 コア アトラス 第4版

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