坐骨神経痛の原因と治療法について

こんなお悩みございませんか?
  • 腰から足にかけての痛み痺れ感が1年以上続いている
  • ロキソニンを飲んでごまかす日々が続いている
  • 日に日に足が痛くなってきてこの先が不安になってきた
  • 医者からはもう手術しかないと言われた
  • 慢性的に腰の痛みや痺れを感じている
  • 一生この坐骨神経痛と付き合っていくしかないと諦めかけている
  • 長年の腰痛があって、お尻や股関節に違和感がある

坐骨神経痛とはどんな症状?

坐骨神経痛とは、人間の体の中でもっとも太い神経である『坐骨神経』が何かしらの原因で圧迫されたらい、刺激を受けるなどすることで、お尻から脚にかけて痺れや痛みが生じる症状の総称を言います。


腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離すべり症、脊柱管狭窄症や梨状筋症候群などの疾患を起因として発生することが多く、放置をすることで運動障害や痛みや痺れの慢性化に繋がるリスクがあります。

主な症状

坐骨神経の走行に沿っての痛み痺れが主な症状となります。特に下記の態勢や状況において、痛みや痺れが悪化する特徴があります。

姿勢・状況原因
前屈をする前屈により坐骨神経が伸ばされるため
腰を反らす腰椎に圧迫が加わるため
長い時間座る腰部臀部に負担がかかるため

痛み痺れが生じる部位は、腰から臀部にかけて痛みが強く現れる方や太ももや下腿に現れる方、足先の痺れや痛み現れる方など、人により様々な症状が現れます。

坐骨神経痛を引き起こす要因①~症状・疾患~

坐骨神経痛は下記の疾患や症状が起因となり発生します。

  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎分離すべり症
  • 梨状筋症候群

要因1:腰部脊柱管狭窄症

60歳以上の中高年に多くみられます。

加齢により脊柱管(背骨の中にある筒状の空間)が狭くなる事で神経根や馬尾などの神経の一部を圧迫することで神経痛が生じます。

体を後ろに反らせると脊柱管がさらに狭くなり神経などを圧迫するため、高いところのものを取る動作、腰をひねる動作、背筋を伸ばす動作などの動作で痛みが強くなるのが特徴。

反対に前かがみになると脊柱管が広がるため、自転車の運転や靴下を履くなどの動作は比較的楽に行うことができます。

歩行時に間欠性跛行(一定距離ごとに痛みを和らげるための休憩が必要な状態)となっている方は、腰部脊柱管狭窄症が要因になっている可能性が高いです。

要因2:腰椎椎間板ヘルニア

30~40代に多くみられます。

椎間板(背骨の間にあるクッション)がつぶれて飛び出す事で、腰椎の神経を圧迫し坐骨神経痛が引き起こされます。

前かがみになると痛みが出やすいが特徴で、つぎの姿勢を取った際に症状が現れます。

  • 前かがみ
  • あぐら
  • 横すわり
  • 中腰
  • 猫背

要因3:腰椎分離すべり症

スポーツをやっている中高生に多くみられます。

ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入ることで痛みや痺れが発生します。

まだ若いからいずれ治ると症状を放置してしまうと、成人になっても腰を反らすと痛みや下肢への痺れが出現することがあります。

要因4:梨状筋症候群

お尻の筋肉の一つである梨状筋が硬くなって、近くを通る坐骨神経を圧迫することで起こる症状です。

中高生からお年寄りまで幅広い世代に見られ、臨床上とても多く見られます。

坐骨神経は梨状筋の下を走行しますが、梨状筋の柔軟性が低下したり負担がかかりすぎた状態で過ごされると臀部から下肢にかけて痛み痺れを引き起こします。

長時間座っていることが多い方や、特定の運動や動作を繰り返し行う方は梨状筋が硬くなりやすいため注意が必要です。

坐骨神経痛を引き起こす要因②~生活習慣~

生活習慣は坐骨神経痛の発生に大きく関与しています。

長時間の座りっぱなしや運動不足、不適切な姿勢など、日常生活の中でのさまざまな習慣が坐骨神経を圧迫し、痛みを引き起こすことがあります。

長時間の座りっぱなし

デスクワークや長時間の運転で座りっぱなしの時間が増えると、お尻や腰周りの筋肉が固まりやすくなります。

これが坐骨神経に圧迫をかけ、痛みや痺れの原因になります。

不良姿勢

中腰での作業が多い方は常に腰を曲げているので坐骨神経が伸ばされ、椎間板に圧が加わるため坐骨神経痛の原因となります。

猫背姿勢の方は体幹に力が入らず、腰部から下肢への負担が強くなります。

習慣的に足を組む方も腰椎後傾位で椎間板に圧迫がかかりやすくなります。

運動不足

運動不足は筋肉を弱くし、身体を固くしてしまいます。

柔軟性がなくなると、神経に対する負担が大きくなり、坐骨神経痛のリスクが上がります。

体重の増加

体重が増えると、腰にかかる負担も増えます。

特にお腹周りの脂肪が増えると、骨盤が前傾し、坐骨神経に圧迫をかけやすくなります。

ストレスや緊張

ストレスや緊張も坐骨神経痛の原因となります。

緊張すると、交感神経優位となり、筋肉が硬くなり、それが神経に影響を与えて痛みが生じることがあります。

坐骨神経痛を引き起こす要因③~その他~

妊娠中の方

妊娠中お腹が大きくなることで腰骨盤が反った状態となり、腰椎に負担をかけて坐骨神経痛を引き起こす場合があります。

ご出産をされた方

産後の骨盤ケアを怠った事で骨盤が正しい位置になく坐骨神経を圧迫することがあります。

交通事故に遭われた方

交通事故などで腰椎、臀部に過度な外力が加わりヘルニアを発症する場合もあります。

どんな方が坐骨神経痛になりやすい?

日常生活や仕事上で下記の姿勢や習慣を持つ方は坐骨神経痛が生じるリスクが高まります。

  • 片足に体重をかけて立つことが多い
  • 中腰姿勢を取ることが多い
  • 長時間座りっぱなしでいることが多い
  • 猫背
  • 運動不足により筋力が低下している方
  • 股関節や背骨が硬い方

坐骨神経痛かどうかを自分で確かめることはできる?

現在、発生している症状が坐骨神経痛かどうかを判断するための簡易テストをご紹介します。

SLRテスト(足をあげるテスト)

SLRテストのイメージ(一人で行うケース)
おひとりでテストする場合
SLRテストのイメージ(パートナーと行うケース)
パートナーに手伝ってもらう場合
  • 床に仰向けに寝てください
  • 一方の足を伸ばしてください
  • そのままつま先を天井に向けて足を上げてください

このときに痛みや痺れは発生した場合、坐骨神経痛の疑いがあります。

加えて、下記のチェックリストに対してチェックが多い場合、その可能性はさらに高くなります。

チェックリスト
  • つま先立ちができない
  • かかと歩きができない
  • 下肢(腰から足先)に感覚異常がある
  • 下肢(腰から足先)に脱力がある
  • 前屈すると痛みや痺れがある
  • 腰を反らしたときに痛みや痺れがある

上記は簡易テストとなります。より精密な診断を受けたい方は当院までご連絡くださいませ。

当院の治療方針

当院では坐骨神経痛に対して下記の3つのアプローチにより、症状やお悩みの改善・緩和を目指していきます。

手技によるアプローチ

坐骨神経が走行している筋肉を緩め、神経の滑走性を改善させることで症状の改善を目指します。

前述の通り、坐骨神経痛は生活習慣や日常生活の体の使い方のクセによって、発生要因が異なります。

初回のヒアリングや検査を通じて、それぞれの患者さんの体の状態や特性を読み解き、一人ひとりに合わせて全身を調整し、根本的な改善に繋げていきます。

ストレッチ療法

短縮している筋肉に対してストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を向上させ、神経にかかる負担を軽減していきます。

誤ったストレッチを行うとかえって症状が悪化することも少なくないため、患者さんの症状や特性にあわせた適切なストレッチプログラムを提案させて頂きます。

エクササイズ(リハビリ)療法

加齢などにより衰えた筋肉を選択的にエクササイズ(トレーニングやリハビリ)を行うことで、体が良い姿勢を保ちやすくなり神経への負担を軽減することが出来ます。

当院の治療事例

整骨院では対応できないケース

下記のケースでは、整骨院にて行う治療では回復を望めないため、専門の病院で適切な治療を受けることをお勧めします。

  • 膀胱直腸障害がみられる場合
  • 閉塞性動脈硬化症の患者様

膀胱直腸障害があれば手術適応 閉塞性動脈硬化症は循環器系内科の適用範囲となります。

予防法やケア方法をご紹介

坐骨神経痛を予防するためには、日常生活で正しい体の使い方を実践することや定期的なケアが大切です。

効果的な運動

体幹トレーニング

下肢筋力の強化は姿勢の改善に効果的で、坐骨神経痛のみならず腰痛や膝の痛みと日常生活での様々な症状に効果的です。

個々に合わせた強度で継続して行う事が大切で無理なく正しくトレーニングが出来るよう専門家のアドバイスを守りましょう。

水中運動

プールでの水中運動は、重力から解放される為、腰や下肢の関節にかかる負担が軽減され、全身の筋力向上に有効です。

但し、バタフライや平泳ぎと腰を反らすような泳法はかえって腰を痛める可能性がありますからクロールや水中歩きをおすすめします。

自分で行えるストレッチ

坐骨神経痛には大腰筋、殿筋群、ハムストリング、ふくらはぎのストレッチが効果的です。

但し、痛み痺れがある場合は逆に痛み痺れを誘発させてしまうおそれがありますので、あくまでも症状がでないようにする予防法として行ってください。

具体的なストレッチの方法は下記の動画をご参照ください

大腰筋・腸腰筋のストレッチ

ふくらはぎのストレッチ

ハムストリングスのストレッチ

臀部のストレッチ

グッズ活用

腰サポーター

長時間の座り仕事や運転、中腰での作業で腰部に負担がかかる際は、腰部をサポートしてくれる腰サポーターを利用することで、腰への負担を軽減できます。

椅子には深く座り、骨盤が出来るだけ立った状態で座る事で腰への負担を軽減することが出来ます。

クッションの活用

肩甲骨の下あたりにクッションを置き座る事で背中を丸まることなく座る事が出来ます。
また、市販のお尻に敷くクッションを使って、骨盤が正しい位置で座る事が出来、腰への圧迫を緩和します。

坐骨神経痛についてご不安やご質問などございましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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