股関節痛の原因と当院における改善方法

本当につらく、大変なご苦労をされていることと思います。

私自身、20歳の頃に腰椎分離すべり症を患い、日常生活もままならないほどの坐骨神経痛に悩まされていた過去があります。ですので、そのお気持ちは痛いほど理解ができているつもりです。

そのお気持ちがわかるが故に、声を大にして伝えたいことがあります。

私が悩みを解決しますので、1日でも早く当院に来てください。

私のメッセージに嘘偽りがないことは、毎日のように届くお客様からのお声が何よりの証拠になっています。

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股関節の原因や予防法などの詳細情報を調べたい方は、このまま記事を読み進めください。

股関節痛とは？

股関節は骨盤と大腿骨から構成される、体全体を支える可動域の広い関節です。この関節の骨盤側には丸いくぼみがあり、大腿骨頭がはまり込んでいます。この構造により、関節間の軟骨がスムーズな動きをサポートしています。

股関節痛の原因は多岐にわたりますが、筋力低下、関節の柔軟性の低下、加齢、肥満、過度な運動、腰や膝の痛みなどがあります。これらの原因により関節に過剰な負担がかかると、炎症や筋肉疲労が発生し、痛みを引き起こします。股関節は複数の方向に大きな筋肉が付着しており、痛みの場所は影響を受ける筋肉によって異なります。

痛みや不快感のメカニズムとしては、反り腰や猫背、O脚やX脚が原因で股関節に過度の負担がかかり、股関節が正常に動かせなくなることが挙げられます。これにより痛みが生じます。

股関節痛の進行にはステージがあり初期段階では主に筋肉や関節の炎症による痛みが見られますが、症状が長期にわたると軟骨が摩耗し、最終的には変形性股関節症と診断されることもあります。

股関節痛を放置してしまうと…

股関節痛は自然治癒することがなく、体の構造的な問題（反り腰、猫背、O脚、X脚）や日常の不良姿勢による持続的な負担が原因で発生します。症状を放置すると股関節が変形し変形性股関節症に進行するリスクがあり、関節の拘縮も見られるようになります。

症状の初期段階では股関節炎と診断されることが多いですが、適切な治療が行われない場合は筋肉や関節の炎症が進行し、最終的には変形性股関節症という更に進行した状態になります。

早期治療によって、股関節の可動域を維持し、日常生活での支障を避けることができます。股関節痛の主な原因は姿勢の問題や筋力と柔軟性の低下にあります。これらの問題を改善することで、痛みの回復を早めることが可能です。早期に対応することで、より健康な生活を送るための鍵となります。

股関節痛の原因は？

股関節痛はさまざまな原因から生じることがあり、主に反り腰、猫背、O脚、X脚などの不良姿勢が股関節に過度な負担をかけ、正常に動かせなくなることで痛みを引き起こします。

さらに、内科的な疾患が原因で股関節痛が発生することもあります。リウマチ性股関節症や骨頭壊死、大腿骨頚部骨折の手術後の後遺症などがこれに該当します。

日常生活の中で、長時間座ること、足を組んで座る習慣、片側に体重がかかる立ち姿勢なども股関節痛を引き起こす原因となります。また、遺伝的な要素も影響を及ぼすことがあり、前述したリウマチ性股関節症や骨頭壊死はその例です。

性別による違いも見られ、女性に多く、徐々に痛みが増してくるケースが多いことが指摘されています。これらの情報を理解し、早期に適切な対応をとることが股関節痛の管理には重要です。

子どもの股関節痛について

子どもの股関節痛の原因は大人とは異なります。特にスポーツを行う子供たちに多く見られるのが、グローインペイン（鼠径部痛症候群）です。

これは、サッカーや陸上競技のように股関節を大きく動かすスポーツを行う際にしばしば見られる症状で、活発な動作が原因で股関節に痛みが生じます。この痛みは、特に股関節を激しく使う動作をする時に顕著になるため、子供たちの日常やスポーツ活動に影響を与えることがあります。

更年期の股関節痛について

更年期における股関節痛は、特に女性に多く見られる症状です。これは女性ホルモンの低下が主な原因とされています。
女性ホルモンには関節の炎症を抑制し、痛みを感じにくくする効果があります。

更年期になると、このホルモンの量が減少するため、その保護作用が失われ、股関節だけでなく他の関節にも痛みが現れやすくなります。

この変化は、女性ホルモンの低下が関節の潤滑や保護機能に直接影響を与えることによって起こると考えられています。

股関節痛で絶対にやってはいけないことは？

股関節痛がある際には、自己流の無理なストレッチを行うことは避けるべきです。

間違ったストレッチや過度の運動は、股関節に不必要なストレスを与え、症状を悪化させる原因になり得ます。

特に痛みがある時に無理をして関節を動かすと、炎症を増悪させ、回復を遅らせる可能性があります。

症状が出ている場合は、専門家の指導のもとで適切な運動を行うことが重要です。

股関節痛のセルフチェック

自己診断の方法として、まず仰向けに寝て股関節を曲げてみて、膝をお腹につけられるかどうかを確認します。膝がお腹につけば正常です。

次に、片方の股関節をあぐらの形で開いて、大腿の外側がしっかりとベッドに触れるかどうかを確認します。これも正常な状態であれば、股関節の可動域が保たれている証拠です。

股関節痛のタイプ

股関節痛の進行は、その症状の重さによって段階が分かれます。

軽症

痛みは限定的で、主に特定の動作時にのみ発生します。

歩く際に通常は痛みは感じられず、高い段差を乗り越える時や、しゃがんでから立ち上がる時に限って痛みが出ることが多いです。

中症

日常生活の多くの動作で痛みを感じ始め、椅子から立ち上がる際や歩行時に痛みが常に存在します。歩幅に差が出るなど、歩行パターンに影響が見られ、痛みを感じる頻度が増します。

重症

ほとんどの日常活動が困難になり、痛みが慢性的で強いです。座る、立つ、歩くなど基本的な動作でも激しい痛みが伴い、股関節の拘縮や変形が起こることがあります。

重度の場合は、サポートなしには動くことが困難になり、杖や歩行器が必要になることもあります。

整形外科治療の問題点

股関節の痛みを訴えた患者に対して整形外科では通常レントゲン撮影が行われ、軟骨の摩耗や変形が説明されます。この時点で患者は痛み止めを処方されて経過を見るよう言われます。

このような対応では、股関節の痛みを一時的に軽減することは可能ですが、痛みの根本原因に対処していないため、根本的な解決にはなりません。股関節痛の主な原因は、股関節に過度の負担がかかることによるもので、この負担を取り除かなければ症状は悪化する一方です。

また、整形外科では痛みが日常生活に支障をきたすほど悪化した場合の選択肢として、手術が提案されることが多いです。

患者にとっては、痛み止めに頼るだけではなく、痛みの原因を理解し、それに対する適切な治療や予防策を講じることが重要です。そのためには、単に症状を抑えるだけでなく、股関節への負担を減らす方法を探求し、可能であれば専門的な意見やセカンドオピニオンを求めることが望ましいです。

股関節痛に対する当院の治療方針

当院は股関節だけをみるのでなく、体全体をみます。

反対の痛くない脚も当然チェックして患者さんの体がどうなっているのか、どこの筋肉が硬いのか、弱っているのか、背骨の湾曲は？骨盤の傾きや姿勢は？ 全てを把握したうえで患者さんに最適な治療方法をお伝えしています。

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整骨院では対応できないケース

整骨院では、すべての症例に対応できるわけではありません。

特に、リウマチによる骨破壊や骨頭壊死のような重度の症状は、整骨院の治療範囲を超えています。これらのケースでは、整形外科での治療が必要であり、場合によっては人工関節による治療が行われます。

このような状況では、早期の専門医療の介入が重要となるため、適切な診断と治療計画を受けるために整形外科を受診することが推奨されます。整骨院としては、こうした重篤な病状を早期に見分け、専門医への迅速な紹介が大切です。

股関節痛の予防法やケア方法

股関節痛を自宅で予防する方法には、骨盤を良い位置に保つことや腹式呼吸、体幹トレーニングが有効です。これらの方法は股関節への負担を軽減し、痛みの予防につながります。

ただし、体幹トレーニングを行う際には注意が必要です。

テレビやインターネットで紹介されているトレーニングを無理に真似すると、患者さんの体力に不釣り合いな運動強度になることがあり、その結果として痛みを悪化させることがあります。トレーニングは自分の体力に合った強度で行うことが重要です。

自宅で行う予防ケアには、適切な指導を受けたトレーニングを選ぶことが推奨されます。専門家からの適切なアドバイスを受けることで、安全かつ効果的に股関節痛のケアをすることができます。

よく頂くご質問

病院では軟骨が減っていると言われましたが、良くなりますか？

すり減った軟骨は戻りませんが、症状は改善していきます。

ちなみに軟骨には神経はないので、軟骨がすり減って痛いということはありません。股関節に負担がかかりすぎて筋肉や関節に痛みが出ている状態だと考えられます。

自宅でも出来るケアはありますか？

患者さん1人1人のお体の状態や運動レベルに合わせて指導しています。

やり方は治療の中で、お伝えしています。

鍼や整体に通いましたが、良くなりません。そちらでは良くなりますか？

色々通われて症状が改善しないと、不安になるお気持ちはよくわかります。
このHPを見ている方も本当に良くなるのか？と疑心はあると思います。

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