

こんにちは。横須賀市根岸町、北久里浜駅エリアの一会整骨院です。
「病院でMRIを撮ったら“椎間板ヘルニアがあります”と言われました…」
そんな声を患者さんからよくお聞きします。
実は、腰痛や痺れなどの症状が全くない健康な人でも、MRIを撮るとヘルニアのような所見が映ることが多いのをご存じでしょうか?
健康な人でもヘルニア所見は珍しくない
代表的な報告としては、米国整形外科学会誌や放射線学会誌にまとめられた Brinjikjiら(2015年, AJNR)による大規模レビュー(3,110人, 33研究) があります。
- 20代:約3割
- 30代:約4割
- 40代:約45%
- 50代:約半数
- 60代以上:6割近く
つまり、「MRIに映っている=必ず症状の原因」ではないということです。
画像だけで判断できない理由
腰の痛みや足のしびれには、筋肉や関節、神経の緊張、姿勢や生活習慣など、さまざまな要因が絡んでいます。
そのため、画像検査の結果だけで「これが原因です」と言い切るのは難しいのです。
当院でも、ヘルニアと診断された患者さんの中に、実際には筋肉の硬さや骨盤の歪みが大きく関わっていたケースを多く見てきました。
大切なのは「今の症状」と「体の状態」
MRIの結果に一喜一憂するのではなく、今の症状や生活への影響に合わせた対応が大切です。
当院では、丁寧なカウンセリングと検査を通して、お一人おひとりの体の状態を見極め、根本改善を目指した施術を行っています。
まとめ
- 症状がない健康な人でも、MRIではヘルニア所見が多く見つかる
- 画像検査だけで痛みの原因を判断するのは難しい
- 大切なのは「症状」と「体の状態」に合わせたアプローチ
「MRIでヘルニアと言われたけれど、手術しか治療の選択肢はないのか」と不安を感じている方は、一度お気軽にご相談ください。
一会整骨院では、腰痛や痺れで悩む方のお力になれるよう、根本からの改善をサポートいたします。