椎間板ヘルニア手術の費用を徹底解説!保険適用や自己負担額の目安

    初めに

    こんにちは。横須賀市根岸町の一会整骨院、杉田友康です。
    本日はヘルニアの手術の費用や方法についての解説ブログです。

    まず初めにお伝えしたことは、手術はあくまで最終手段である事。

    当然、手術に至らにように一生懸命、治療をしています。
    しかし、もし万が一、症状が改善しない場合は手術も治療法となりえます。
    ヘルニアの当院の治療法はこちらの過去ブログをご覧ください→https://ichie21.net/blog/hernia-surgery-success-rate-and-recurrence-ratewhat-cases-really-need-surgery-the-importance-of-conservative-therapy/

    解説スタート!

    慢性的な腰の痛みや、足のしびれにお悩みではありませんか?その不快な症状、もしかすると椎間板ヘルニアが原因かもしれません。
    特に椎間板ヘルニアの場合は、前屈した時に腰からもも裏、ふくらはぎにかけて電気が走るように痛みます。

    整形外科での椎間板ヘルニアの治療には、飲み薬やリハビリテーションを中心とした保存的治療と、外科的な手術治療があります。

    この記事では、椎間板ヘルニアの手術について、知っておきたい以下の情報を分かりやすくご説明します。

    • 椎間板ヘルニアの手術の種類と特徴
    • 手術費用の相場と健康保険の適用範囲
    • 自己負担額を軽減するための制度

    椎間板ヘルニアと診断された患者さんの多くは『手術はしたくない』と仰います。
    私も手術せず回復することを目指し、施術に臨んでいます

    しかし、手術をしなくてはならない方も当然います。
    手術に対する不安や入院にはいくらかかる?といった疑問を解消するためのブログとなります。


    1. 椎間板ヘルニア手術の主な術式

    椎間板ヘルニアの手術方法は、症状の程度や患者様の生活スタイルなどを総合的に考慮し、最適なものが選択されます。ここでは、簡易的に代表的な3つの手術方法について解説します。

    • 内視鏡を用いた手術(MED法、FED法)
    • 顕微鏡を用いた手術
    • 従来の切開手術

    内視鏡を用いた手術(MED法、FED法)

    内視鏡手術は、皮膚を小さく切開し、内視鏡(カメラ)を挿入して行う手術です。傷口が小さいため、身体への負担が少なく、入院期間も短め(数日〜1週間程度)で済むことが多いのが特徴です。

    内視鏡手術には、主に以下の2種類があります。

    • MED法(内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術): 背中側から内視鏡を使い、ヘルニアを摘出します。腰周辺の筋肉への影響が少なく、術後の痛みが軽減される傾向にあります。
    • FED法(内視鏡下脊椎手術): ヘルニアの位置に応じて背中や横から内視鏡を挿入し、ヘルニアを切除します。神経を圧迫している骨の一部を削ることも可能で、より広い範囲のヘルニアに対応できます。

    2011年〜2014年に行われた研究では、内視鏡手術(TELD)と顕微鏡手術(MD)を比較した結果、TELDの方が出血量が少なく、入院期間や職場復帰までの期間が短い傾向にあることが示されています。

    顕微鏡を用いた手術

    顕微鏡下手術は、手術用顕微鏡で患部を拡大しながら、精密に行う手術です。肉眼では捉えられない細部まで確認できるため、より正確な手術が可能です。従来の切開手術に比べ、切開範囲が小さく、傷口も小さいため、術後の痛みを抑えられます。入院期間は、一般的に1〜2週間程度です。

    従来の切開手術

    従来の切開手術は、背中側を比較的大きく切開して行う手術です。手術の視野が広く確保できるため、複雑な病態のヘルニアにも対応しやすい点がメリットです。場合によっては、同時に骨を削ったり、インプラント(固定器具)で脊椎を安定させたりすることもあります。入院期間は、2〜4週間程度と長めになる傾向があります。近年は、内視鏡や顕微鏡を使った手術の進歩により、この術式は減少傾向にあります。

    どの手術方法にも利点と欠点があるため、最適な術式は患者様によって異なります。医師と十分に話し合い、ご自身の状態に合った治療法を選択することが非常に重要です。

    2. 椎間板ヘルニア手術の費用相場と自己負担額

    椎間板ヘルニアの手術にかかる費用は、選択する術式、入院期間、医療機関によって異なります。ここでは、費用の目安や自己負担額について解説します。

    • 術式ごとの費用目安
    • 健康保険適用時の自己負担額の計算例

    術式ごとの費用目安

    椎間板ヘルニアの主な手術の費用相場と、健康保険の適用状況は以下の通りです。

    手術方法費用相場(医療費総額の目安)健康保険適用
    内視鏡下手術(MED/FED)25〜30万円適用
    顕微鏡下手術22〜27.5万円適用
    従来の開放手術20〜80万円適用

    (注)上記の費用はあくまで目安であり、医療機関や症状により変動する可能性があります。これに加え、手術料だけでなく、検査費用、投薬費用、入院費用などを含めた総額については、受診される医療機関へご確認ください。

    健康保険適用時の自己負担額の計算例

    健康保険が適用される手術の場合、一般的に窓口での自己負担額は医療費総額の3割です。

    例として、内視鏡下手術の医療費総額が30万円の場合、自己負担額は9万円(30万円 × 0.3)となります。

    さらに、高額療養費制度を利用することで、この自己負担額を抑えられる可能性があります。高額療養費制度とは、1ヶ月間に支払った医療費の合計が高額になった際、自己負担限度額を超えた分が払い戻される公的な制度です。この限度額は、年齢や所得によって異なり、70歳未満で一般的な所得の方の場合、1ヶ月あたり8万円〜15万円程度が目安となります。制度の詳細については、ご加入の健康保険組合にお問い合わせください。

    治療法を選択する際は、費用面だけでなく、手術のメリット・デメリット、合併症や再発のリスクについても理解し、医師とよく相談することが重要です。

    3. 手術費用以外にかかる費用

    椎間板ヘルニアの手術を受ける際には、手術代の他に様々な費用が発生します。費用は、病院の規模や設備、患者様の症状によって異なります。

    • 入院費や通院費などの追加経費
    • 自由診療のオプションや特殊な材料費
    • 費用の負担を軽減する方法

    入院費や通院費などの追加経費

    入院を伴う手術の場合、手術費用とは別に入院にかかる費用が発生します。一般的に、以下の項目が含まれます。

    • 室料(病室の種類): 個室を選ぶと大部屋より高くなります。
    • 検査費: MRI、CT、レントゲン、血液検査など、症状把握と術式選択のための費用。
    • 食事代: 病院から提供される食事にかかる費用。
    • 投薬費: 手術前後に処方される薬の費用。

    また、手術前の診察や術後のリハビリテーションなどで通院する際の通院費も考慮が必要です。公共交通機関の運賃や、自家用車利用の場合は駐車料金なども含まれます。

    費用の目安は以下の通りです。

    費用項目費用の目安
    入院費(1泊あたり)7,000円~20,000円
    MRI検査10,000円~20,000円
    CT検査8,000円~15,000円
    レントゲン検査2,000円~5,000円
    血液検査2,000円~5,000円

    自由診療のオプションや特殊な材料費

    標準的な治療に加えて、患者様の状態やご希望に応じて、オプション治療特殊な材料が使用されることがあります。

    例:

    • 神経の修復を助ける薬剤の使用
    • 目立たない傷跡にするための特殊な縫合糸
    • 手術中の出血量を抑える特殊機器
    • 特殊な人工椎間板や固定器具(インプラント)

    これらのオプション治療は、健康保険が適用されない(自由診療となる)場合があり、その際は費用が高額になる可能性があるため、事前に確認が必要です。

    費用の負担を軽減する方法

    手術費用を抑えるためには、健康保険が適用される術式を選択することや、公的な制度を活用することが有効です。

    特に以下の制度は費用負担の軽減に役立ちます。

    1. 高額療養費制度: 前述の通り、1ヶ月の医療費が自己負担限度額を超えた場合に払い戻しを受けられる制度です。事前に限度額適用認定証を取得し医療機関の窓口で提示すれば、窓口での支払いを限度額までに抑えることができます。
    2. 医療費控除制度: 1年間(1月1日〜12月31日)に自己または家族のために支払った医療費の合計が、国の定める条件を満たした場合、確定申告時に所得控除の対象となり、税金の負担を軽減できます。

    これらの制度の申請方法や適用条件については、自治体やご加入の健康保険組合にご確認ください。

    4. まとめ

    椎間板ヘルニアの手術費用は、術式、入院期間、利用する医療機関によって幅があります。健康保険が適用される場合は、一般的に医療費総額の3割が自己負担となります。一部の新しい術式やオプション治療では、健康保険適用外となる可能性があり、その場合は費用が高額になることがあります。

    手術には、費用だけでなく、身体への負担の少なさや、早期の社会復帰といったメリットもあります。治療法を選択する際は、費用面だけでなく、それぞれのメリット・デメリットを十分に理解し、医師とよく相談することが大切です。

    手術自体にかかる費用の他に、入院費や通院費などの追加費用も発生する可能性があるため、高額療養費制度医療費控除といった公的制度の利用も検討し、計画的に治療を進めましょう。

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    院詳細

    店舗名一会整骨院
    営業時間午前8:30~12:30 午後15:00~20:00 
    水曜日、土曜日は午前診療のみ
    定休日日曜、祝日
    住所〒239-0807
    神奈川県横須賀市根岸町5-21-38
    奥山ビル1階右号室
    交通バス停「妙真寺」徒歩5分
    駐車場2台
    電話番号046-845-9171