膝の痛みで来院される方の中で、特に多いのがランナー膝とジャンパー膝です。
どちらもスポーツをされている方に多い膝痛ですが、痛みが出る場所・原因・好発年齢は大きく異なります。
「同じ膝の痛みだから」と一括りにしてしまうと、なかなか改善せず長期化するケースも少なくありません。
この記事では、
- ランナー膝とジャンパー膝の違い
- 好発年齢とスポーツ特性
- 痛みの出る場所の違い
- 当院での施術内容
について、わかりやすく解説します。
ランナー膝(腸脛靭帯炎)とは
痛みの場所
ランナー膝は、正式には腸脛靭帯炎と呼ばれます。
痛みが出る場所は
- 膝の外側(外顆部)
- 走っている最中や走り終わった後にズキズキする
- 階段の下りで痛みが出やすい
といった特徴があります。
主な原因
腸脛靭帯が、膝の外側の骨と繰り返し擦れることで炎症が起こります。
特に以下の要因が重なると発症しやすくなります。
- ランニング量・距離の急増
- 骨盤の左右差・股関節の不安定性
- 中殿筋の筋力低下
- 下腿のアライメント異常(O脚傾向など)
好発年齢・好発スポーツ
- 20〜50代のランナー
- マラソン・ジョギング・トライアスロン
- 運動習慣はあるが、ケア不足の社会人ランナー
特に「走れてはいるが、最近疲労が抜けにくい」という方に多く見られます。
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは
痛みの場所
ジャンパー膝は膝蓋腱炎と呼ばれ、
- 膝のお皿の下(膝蓋腱部)
- 押すとピンポイントで痛い
- ジャンプや着地、ダッシュ時に強い痛み
が特徴です。
主な原因
ジャンプや急停止・急加速の繰り返しにより、
膝蓋腱に過剰な牽引ストレスがかかることで起こります。
- 大腿四頭筋の過緊張
- 股関節・足関節の可動域制限
- 着地動作の乱れ
- 成長期のオーバーユース
などが大きく関係します。
好発年齢・好発スポーツ
- 10代〜30代前半
- バスケットボール・バレーボール
- サッカー・陸上競技(跳躍系)
特に成長期の学生アスリートに多く、我慢してプレーを続けると慢性化しやすいのが特徴です。
ランナー膝とジャンパー膝の違いまとめ
| 項目 | ランナー膝 | ジャンパー膝 |
|---|---|---|
| 痛みの場所 | 膝の外側 | 膝のお皿の下 |
| 主な動作 | ランニング | ジャンプ・着地 |
| 好発年齢 | 20〜50代 | 10〜30代 |
| 主な原因 | 腸脛靭帯の摩擦 | 膝蓋腱への牽引ストレス |
同じ「膝の痛み」でも、原因が全く異なることがわかります。
整形外科で改善しきらない理由
- 安静と湿布、痛み止めのみ
- 痛む場所だけへの対処
- 動作やフォームの評価がない
このような対応だけでは、根本原因が残ったままになり、再発を繰り返してしまいます。
当院での施術内容|根本改善を目指して
当院では、痛みのある膝だけを見ることはありません。
① 評価(原因の特定)
- 骨盤・股関節・足関節の動き
- 筋力バランス(中殿筋・大腿四頭筋など)
- 立位・歩行・ランニング・ジャンプ動作
を丁寧に評価し、なぜそこに負担が集中しているのかを明確にします。
② 手技療法
- 過緊張した筋・筋膜の調整
- 膝蓋腱・腸脛靭帯への負担軽減
- 関節の動きを引き出す施術
炎症を悪化させないよう、状態に合わせて行います。
③ 運動療法・セルフケア指導
- 中殿筋・体幹の安定性向上
- 自宅でできるセルフケア・ストレッチ
「治療+再発予防」を同時に進めるのが当院の特徴です。
膝の痛みは我慢しないでください
- 走ると膝の外が痛い
- ジャンプや着地で膝のお皿の下が痛む
- 休むと少し良いが、再開するとまた痛い
このような症状がある場合、早めの対応が回復を大きく左右します。
横須賀市でランナー膝・ジャンパー膝にお悩みの方は、
一度ご相談ください。
