ヒアルロン酸注射だけでは、治療は不完全|横須賀市一会整骨院

    「膝が痛い」のは膝だけが原因じゃないかもしれません〜下腿外旋症候群という視点〜 | 一会整骨院 膝の痛み 整骨院コラム

    「膝が痛い」のは膝だけが原因じゃないかもしれません
    〜下腿外旋症候群という視点〜

    一会整骨院 杉田友康院長コラム|横須賀市根岸町


    膝の痛みでお悩みの方の中には、「膝そのものには大きな異常がない」と言われたのに、なぜか痛みが続いている方が少なくありません。そういった方に知っていただきたいのが、「下腿外旋症候群(かたいがいせんしょうこうぐん)」という状態です。

    下腿外旋症候群って何?

    ひざ関節は、太もも(大腿骨)とすね(下腿骨)がつながっている関節です。本来、この二つの骨は正しい向きで動く必要があります。

    ところが、すね(下腿)が太もも(大腿)に対して過度に外側にねじれてしまうことがあります。これが「下腿外旋症候群」と呼ばれる状態です。

    🦵 イメージとしては、「膝のお皿が正面を向いているのに、つま先だけが外側を向いてしまっている」状態。この微妙なねじれが、膝まわりに慢性的な負担をかけ続けます。

    なぜそのねじれが膝の痛みを起こすのか

    下腿が外にねじれると、膝関節内の軟骨や靭帯、膝蓋骨(膝のお皿)の動きがズレてしまいます。そのズレが積み重なることで、じわじわと炎症や痛みが生まれてきます。

    特に注目しているのが「膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)」と呼ばれる組織です。膝のお皿の下にある脂肪のクッションで、本来は膝を守る働きをしています。ところが、ねじれによる圧迫が続くと、この脂肪体が炎症を起こし、痛みの大きな原因になることがあります。

    当院が注目している3つのポイント

    1
    股関節の「外に開く動き」を取り戻す
    下腿が外にねじれてしまう背景には、股関節が十分に外に開けないという問題があることが多いです。当院では、股関節の外旋可動域をしっかり出すことを治療の第一歩にしています。
    2
    太ももの奥の筋肉「恥骨筋・外側ハムストリング」をほぐす
    股関節の動きを制限している主な筋肉が、恥骨筋(ちこつきん)外側ハムストリング(太ももの裏・外側の筋肉)です。この外側ハムストリングは、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)や外側広筋(がいそくこうきん)とも密接につながっているため、まとめてアプローチすることで連鎖的に膝への負担が減っていきます。
    3
    足が地面にしっかり「乗れている」かを確認する
    足裏のアーチが崩れていたり、指が浮いていたりすると、その影響が膝のねじれを助長します。「足をちゃんとつく」というシンプルな動作が、膝の安定に直結しているのです。必要に応じて膝蓋下脂肪体へのケアも取り入れ、痛みの根本から整えていきます。

    「膝を診るだけ」では終わらない治療

    膝の痛みは、膝だけを見ていても改善しないことがあります。股関節・太もも・足裏・膝まわりの組織…それぞれが連動しているからこそ、全体のバランスを整えることが大切です。

    「ずっと膝が痛いけど、どこに行けばいいかわからない」「病院でレントゲンを撮っても異常なしと言われた」そんな方こそ、一度ご相談ください。

    当院では、膝の痛みの原因を丁寧に評価し、一人ひとりに合った治療をご提案しています。お気軽にお問い合わせ・ご来院ください。

    📍 一会整骨院|神奈川県横須賀市根岸町5-21-38 1F右