こんにちは、横須賀市根岸町にある一会整骨院です。
今回は、つまづきやすさや足のしびれ、下垂足（足のつま先が上がらない）などの原因となる「腓骨神経麻痺」について、わかりやすく解説いたします。
✅ 腓骨神経麻痺とは？絞扼性神経障害のひとつ
腓骨神経とは、太もも裏の坐骨神経から分かれ、膝の外側を通って足の甲や指にかけて走る神経です。この神経が筋肉や骨、靴の圧迫などで締め付けられ、機能障害を起こすことを「腓骨神経麻痺」と呼びます。
腓骨神経麻痺の主な症状：
- 足首や足指が上がらず、つまづきやすくなる（下垂足）
- サンダルやスリッパが脱げやすい
- 足の外側～足背にかけてのしびれ・痛み
- 歩き方がぎこちなくなり、「鶏歩」と呼ばれる独特な歩行に
✅ 総腓骨神経麻痺・浅腓骨神経麻痺・深腓骨神経麻痺の違い
腓骨神経は、足の外側に沿って浅腓骨神経と深腓骨神経に分かれます。それぞれに特徴的な障害部位と症状があります。
🔷 総腓骨神経麻痺
膝の外側（腓骨頭部）でよく起こる麻痺。圧迫・打撲・足を組む姿勢などが原因。足首が上がらなくなり、つまづくという典型的な症状が出ます。
🔷 浅腓骨神経麻痺
足の外側に沿って走る神経で、皮膚に近いため、正座・きつい靴・捻挫後の引っ張られによる障害が多いです。主にしびれなどの知覚障害があり、運動麻痺は少なめです。
🔷 深腓骨神経麻痺
足の甲の筋肉を支配する神経。足関節や足指の背屈力が低下し、足の親指と人差し指の間にしびれが出ます。特に足首の使い過ぎ、長時間の圧迫、ガングリオンなどで起こります。
✅ 腓骨神経麻痺の原因とは？
- 足を組む習慣
- 長時間の正座・横座り
- 足関節の内反捻挫（くじき）
- ガングリオン（できもの）
- 骨格の歪み（骨盤・腰椎など）
- 運動のしすぎによる筋緊張
✅ 鑑別すべき他の疾患
腓骨神経麻痺と似た症状は、以下の疾患でも見られます。
- 腰椎椎間板ヘルニア（特にL5神経根）
- 坐骨神経痛
- 筋肉由来の関連痛（トリガーポイント）
整形外科的検査やティネル徴候（神経を軽く叩いて反応を見る）などを行い、適切に見極めることが大切です。
✅ 横須賀市で腓骨神経麻痺の施術なら｜一会整骨院にお任せください
当院では、以下のような施術を組み合わせて、腓骨神経麻痺の早期改善を目指します。
🌿 骨格矯正
骨盤・腰椎・膝関節・足関節などのアライメントを整え、神経への圧迫を解除します。
🌿 トリガーポイント治療
長腓骨筋やヒラメ筋、腓腹筋、伸筋群など、関連筋のトリガーポイントにアプローチして緊張を緩和します。
🌿 関節徒手整復
関節の可動性を高め、筋膜の滑走不良を改善することで神経の圧迫を解放します。
✅ このような症状は要注意！
- 足の甲のしびれが長引く
- 足首や指が動かしづらい
- つま先が上がらず歩きづらい
- 正座や足を組んだ後に足がしびれる
これらの症状がある方は、神経障害が進行している可能性があります。早期対応が重要です。
📍 横須賀市で腓骨神経のしびれ・痛み・麻痺にお悩みの方へ
一会整骨院では、腓骨神経麻痺による足のしびれ・足首の痛み・下垂足の改善に多くの臨床経験があります。
開業11年、地域密着で、丁寧な問診・的確な鑑別と施術を心がけています。整形外科との連携も必要に応じて行っていますので、安心してご相談ください。
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📍 神奈川県横須賀市根岸町5-21-38 奥山ビル1F右
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